いないけど、いる。――アーティフィシャル・バンド Saint Lukas Guild
Saint Lukas Guildは、7人組のバンドです。
ただし――
ほんまは、おらへんグループです(笑)。
メンバーは全員、AIによって生まれた架空の存在。
演奏している姿も、日常の写真も、彼らのプロフィールも、現実世界に存在する人物の記録ではありません。
でも。
ほんまはおらへんグループを、まるでそこにいるみたいに応援するって、面白いと思いませんか?
それが、Saint Lukas Guildの遊び方です。
名前をつけたら、人生まで始まった
最初から、7人の細かな人物設定を作ろうと思っていたわけではありません。
7人もいるし、担当する楽器も違う。
だったら、まず名前が必要。
名前がついたら、今度は顔が欲しくなる。
ビジュアルを作って眺めていると、
「この人、こんな性格なんだろうな」
「結婚しているのかな」
「恋人はいる?」
「どんなふうに甘えるんだろう?」
と、勝手に想像が膨らんでいきました。
InstagramにSaint Lukas Guildの公式アカウントを作るころには、人物紹介も必要になり、大学、趣味、過去まで少しずつ決まっていきました。
設定を作ったというより、見ているうちに、その人が見えてきた。
そんな感覚に近いのです。
7人は、同じようには生まれてこない
一番早く人物像が立ち上がったのは、ドラマーのCharadoraでした。
まだグループのロゴさえ正式に決まっていないころから、勝手にロゴTシャツを着ているような人(笑)。
次に輪郭が見えたのが、ピアニストのSatoshi Kobayashi。
彼がSaint Lukas Guildの作曲を担っている、という設定はかなり早い時期から決まっていました。
Michelleは、私の親しい友人を少し下敷きにしているので、褐色がかった肌、気が強いけれど可愛いところ、笑うと頬にできるえくぼまで、光の速さで決まりました。
音楽オタクのNagiは、あまりにも普通の風貌なので、関係者なのに守衛さんに止められてしまう人。
HisatoやリーダーのMakotoも、楽曲やメンバーとの関係の中から少しずつ人物になっていきました。
そして、いまだによく分からないのが、ボーカルのKnight。
長く一緒にいるのに、彼だけはまだ霧の中です。
それもまた、面白いと思っています。
人物が音楽を作るのではなく、音楽から人物が現れる
Saint Lukas Guildでは、メンバーの設定に合わせて曲を作っているわけではありません。
音楽そのものはSUNOから生まれます。
そして出来上がった曲を聴きながら、
「このドラムはCharadoraだな」
「このピアノならSatoshiが前に出る曲だ」
「これはMichelleが歌う」
と、音のほうからメンバーの役割が見えてきます。
ある曲にチェロが入ったときには、その音からサポートメンバーのチェリスト、Anna Orlovaまで生まれました。
人物に音を与えるのではなく、音が人物を呼び出す。
Saint Lukas Guildは、そんなふうに育っています。
「いないけど、いる」を楽しんでほしい
彼らが架空の存在であることは、忘れないでいてほしいと思っています。
Saint Lukas GuildはAI音楽です。
メンバーも現実には存在しません。
でも、それを分かったうえで、
「このボーカル、すごい音域!」
「Charadoraのドラム、神!」
「Satoshiのピアノ、なんだか神秘的」
なんて言いながら楽しんでもらえたら、私は最高に嬉しい。
いない。
でも、いる。
少し禅問答みたいな、その不思議な場所で遊ぶことこそ、アーティフィシャル・バンドの楽しさなのかもしれません。
まず、何曲か聴いてみてください
Saint Lukas Guildを知ってくださったら、ぜひ一曲だけではなく、何曲か聴いてみてください。
曲によって、前に出てくるメンバーも、音の表情も、物語も変わります。
そして、ちょっと気になったらInstagramものぞいてみてください。
メンバー紹介や制作の裏話、ときには彼らの日常もあります。
そうしているうちに、
「私はこの人が好きかも」
というメンバーが見つかったら――。
プロデューサーとして、これ以上嬉しいことはありません。
Seven Worlds. One Sound.
7つの世界が、一つの音になる場所。
Saint Lukas Guildへ、ようこそ。
まず音楽を聴く → YouTube 望月みおのチル時間チャンネル
メンバーの裏話、日常はこちらから
→ Saint Lukas Guild 公式Instagram saintlukasguil
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