「海の見える部屋」をみつけたときの、劇的な「願いは願った以上に叶う!」というエピソード
前回、実家から独立したときのお部屋探しについて書きましたが、私は不動産関係の夢を実現するのが得意です。
今回お話するエピソードは、実家から独立した部屋の次の部屋探しについてのお話しです。
【海の見える部屋に引っ越したかった】
神戸市では、南に窓があるお部屋だと神戸港が見えます。
しかし私が住んでいた部屋には、南向きの窓がありませんでした。間取り図を書いて引き寄せた部屋でしたが、そのときには海が見えるかどうかは気にしていなかったからです。
しかしそこに1年半ほど住んだあと、「やっぱり海が見える部屋がいいなあ」と思い、ふたたび夢ノートに「私の住まいに望むこと」を書き出しました。
・ベランダが南にあること
・アパートではなくマンションであること
・築浅
・2LDK
・家賃は月8万円
・立地は前回と同じ、実家と職場に徒歩で行ける地域
私の職場からも海が見えていたので、仕事中も海が見えるたびに、この新しい部屋について妄想していました。
すると間もなく、私は条件通りのマンションをみつけたのです。
【奇跡は、赤信号で立ち止まったときに起きた】
母と二人、私の住まいへ行こうと歩いていた時のことでした。
信号が赤になってしまったとき、ふと少し先に不動産屋さんがあることを思い出したのです。
もう夜になっていて店は閉まっていましたが、行ってみると条件に合う案内が出ているのを発見しました。
「あれ? このマンションて、今の信号のところじゃない?」と私が言いました。
方角からして南向きにベランダがあり、海が見えそうです。
家賃も8万円で、条件に合っています。
「ちょっと行ってみよう」と言って二人で道をもどり、それらしいマンションの前に行きました。
外見は新しく、良さそうです。
「明日にでも、不動産屋さんに聞いてみるわ」と言って、その日は二人で食事をしました。
翌日アポを取ると、母と私が見に戻ったマンションが、まさに広告に出ていたところでした。
部屋に入ってみると、ベランダが一般的なマンションより広く奥行きがあって、もちろん海が見えます。
壁は白く、何一つ困った点はありませんでした。
家賃も8万円だし、ちょうどいいと思うのに、なぜか頭のすぐ上あたりに「まだだ、まだだ」という感じがするのです。
何がいけないのかと思いましたが、なんとなく今ではない気がして、少し考えることにしました。
【第二の奇跡】
不動産屋さんに少し考えると言ったきり、半月が経とうとしていました。
私としては、他の誰かが借りてしまうのではないかという焦りがありましたが、「もしそうなら縁がなかったということだ」と思って、心のブレーキにあらがうことはせずに放っていました。
そうしていると、ある日の昼食時に、突然「今だ!」という感覚が頭の上に降って来ました。
「今だ!」というエネルギーが、ゴチンと頭に当たるような感じです。
なんのことかと一瞬わかりませんでしたが、すぐにあの部屋のことだと思いました。
私はすぐに携帯電話を取り出すと不動産屋さんに連絡をし、あの部屋がどうなっているかを聞きました。するとまだ借り手が無いとのことでした。
「それなら、今日見せていただけますか? コンセントの位置を確認したいので」と私は言いました。
今思い出しても、よくそんな言い訳をとっさに思いつけたなあと思います。
仕事帰りに部屋を見に行くと、もう「まだだ」という感じがしないので、「こちらに決めさせていただきます」と返事をしました。
【「願った以上に願いが叶う」ということ】
私がその部屋を借りると言うと、営業マンが「今、賃貸でお住まいですか?」と聞くのです。
「はい、そうです」と答えると、「それなら今日中に、今お住まいの部屋を解約する旨を不動産屋さんに伝えてください」と言われました。
「今日解約の申し込みをしたら、来月分の家賃を払わずにすみますから」と言うのです。
私はそれで、なぜ半月前に「まだだ」という感じがしたのかがわかりました。
もし私が初めて部屋を見に行ったときに契約していたら、まだ住まないうちから新しい部屋の家賃を払うことになったはずです。
実際には契約するだけで住み始めるわけではありませんが、家賃が発生します。
もし私が「今だ!」という心の声を無視して先延ばししていたら、今月中に引き払う部屋の、来月分の家賃まで払うことになって、いずれにしても、住まない部屋の家賃を支払わなければならなかったのです。
まさに「今だ!」と言われたその日に、新しい部屋を契約し、古い部屋の解約をするのでなければならなかった理由です。
私が海の見える部屋に越したいと願ったとき、間取りや家賃のことは考えましたが、それ以外のことは考えていませんでした。
解約する日付によっては、引き払ったあとの家賃も払わなければならないということを知りませんでしたので、「無駄に家賃を払わなくても良いようにしてください」などと願うことはできなかったのです。
しかし宇宙は、不動産の賃貸契約にも詳しくて、私が損をしないようにコントロールしてくださったのです。
これが、「願った以上に願いが叶う」ということだと、私はそのとき本当に驚きました。
【願いは、具体的に、詳細に書く必要があるが・・・】
私が読んだ本に、「熱烈に私を愛してくれる男性をみつけて」と願ったら、本当に熱烈に愛してくれる男性と出会えたけれど、彼は既婚者だったというエピソードが書かれていました。
まさかそんなこと、独身者であることは当たり前でしょと思うかもしれないけれど、当たり前のことだからと省かずに、具体的に詳細に願う必要があるのだと、その本には書いてありました。
けれど、同じ本に同じ人のエピソードとして、続きがあるのです。
彼女がその事件のあと、具体的に詳細に「出会いたい人」の条件を書いたら、本当にその通りの男性と出会えて、クリスマスの夜に最高のシチュエーションでプロポーズをされたというエピソードです。
願いが叶うときは、願った以上に素晴らしく叶うのです!
【「願った以上に願いが叶う」の大谷翔平さんの例】
大谷翔平選手を見ていても思います。
彼が残した成績は本当に素晴らしいです。しかし、成績とか数値以上に、舞台全体が整えられていると感じられませんか?
2023年のWBC決勝で、大谷君が投げ勝った最終回の劇的な幕切れは、まさに「願った以上に願いが叶う」の例です。
2024年、9回サヨナラ満塁ホームランで40-40を達成したこともそうです。
単に40本塁打になるだけでなく、9回サヨナラ満塁ホームランで達成するあたりが、「願いは願った以上に叶う」の実例ではないかなと私は思うのです。
ですからみなさん願い事をするときは、「願う以上に願いが叶う」ことを期待して願いましょう!
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