赤ちゃんは裸で生まれて来ますが、それは必要な物は全部、引き寄せの法則で手に入れられるからです。「引き寄せの法則」は、みんな毎日使っている。ただそれに気づいていないだけ
引き寄せの法則の本には、「これは物理の法則と同じ〈法則〉だ」と書かれています。
つまり「万有引力」と同じように、私たちは、それと気付かずに「引き寄せの法則」を利用して生きているのです。
石器時代
現代の生活では因果が複雑なので、石器時代くらいにもどって考えましょう。
魚、動物の肉、木実、草、水などの必需品は売っていないので、まず捜すところから始めます。
その時代の人類は定住していないので、数か月単位か、あるいは毎日新しい環境に移り住み、そこで探し物をしなければなりません。地図も無い、どこに何があるかわからないなかで、なんとか食べ物をみつけなくてはならないというときに、引き寄せの法則を使ったわけです。
願いながら捜していたら、ちょうど良い具合に、枝に角をひっかけた鹿をみつけたり、岩をどかしたら湧き水が出たりなんてエピソード、神話によくありますよね。
現代人は偶然を軽視していますが、万有引力の法則が時代によって廃れたりしないように、古代人を助けてきた引き寄せの法則も、廃れていません。
ただ現代人が、存在を忘れてしまって、使わなくなったというだけのことなのです。
潜在意識の願望が実現する(顕在意識の願望は実現しにくい)
引き寄せの法則で実現する願望は、潜在意識の願望だけです。
潜在意識の願望と顕在意識の願望を見分けるのは難しいですが、ノートに書こうが、お百度を踏もうが実現しないのが「顕在意識の願望」です。
もし、どんなに願っても実現しない望みがある人は、「本当に願っているの?」と、自分自身に訊ねてみてください。
そう訊ねてもはっきりしないときは、自分がいやだなあ、面倒くさいなあと思うことのリストを書いてみてください。
あなたが、超売れっ子講師になりたい人で
- 人と会ったり話したりするのが苦手
- 自分の声に自信がない
- 雨の日や風の日に、家から出たくない
そう思っているとしたら、雨でも風でも、日本国中の地方都市に出かけなくてはならず、聴衆に向かって話しかけ、ときには講演のあとにやってくるファンと話しをしなくてはならない・・・そんな生活を想像しながら、講師になりたいとは思わないでしょう。
この例の場合、講師という仕事内容や、それで稼げる収入や、世間体の良さなどを望む気持ちが、顕在意識の願望。
人と会いたくない、知らない人と話すのが苦手、自分の声に自信がない、天気の良いときにしか外出したくないという気持ちが、潜在意識の願望なのです。
そして、常に強く現実化するのは、潜在意識の願望のほうです。
あなたは、見知らぬ人と話さなくても良い仕事に就いて、リモートワークで働けたら幸せを感じられるでしょうし、きっと現在、そういう仕事に就いているはずです。
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