【前回の補足】私は手帳に書いて、仏検3級に合格しました。これも引き寄せの法則だと思います。

こんな夢が実現しました

手帳に書いたら何故か夢が実現する。手帳に書く行為と夢が実現する結果の間に、いわゆる「努力」とかいうプロセスがない。それが魔法のような「引き寄せの法則」だと、前回私は書きました。

引き寄せの法則の例を挙げるなら、こんな感じ。

  • トヨタのレクサスが欲しい。でも資金が足りないと思っていたら、偶然知り合ったフランス人が帰国するので、ちょうど欲しかった色のレクサスを「あなたの言い値でいいよ」と言って売ってくれた。
  • 高級住宅地に、夢にまでみた形の家が売りに出されていて、買いたいと思っていたら、宝くじが当たって手に入れた。
  • 結婚したいなと思っていたら、マッチングアプリで理想通りの人と知り合い、理想通りの結婚式を挙げた。

みたいなことです。

こんな例に、「一生懸命勉強して英検1級を取ったなんて話」は、含まれないよと書いたのです。

でも、私が仏検3級を取った例があるので、補足しておかなくてはと思い、今日の記事を書くことにしました。

私がフランス語の勉強を始めて、仏検3級を取った経緯

私は29才のとき、これができますと言えることを作りたくて、フランス語を勉強し始めました。
ちょうど5月になったところで日仏協会のクラスは始まっていましたが、級友たちに一か月遅れで参加することにしました。

その時私は日記に書いたのです。その日の決意として。

「私は来年の夏、一人でフランスを旅する」と。

私はまず、日本人の先生から文法を習いました。

フランス語は英語とは違って、言葉に性別があったり主語によって動詞が変化したり、覚えなくてはならないことがたくさんあります。

私は参考書から動詞の活用表だけを切り離して、毎日それを暗記しました。

二か月がたった時、職場の夏休みを利用して長野県で開催されるフランス語合宿に参加しました。

フランス人の先生が担当で、授業はすべてフランス語で行われます。

初級クラスに入った私たちは先生の言葉が聞き取れず、質問に答えられませんでした。わからなければその場で立たされて、次から次へと生徒たちは立って行きます。

生徒は全員日本人で、共同通信社の記者や、化粧品会社の調香師、広報の人など、30代の大人ばかりでした。皆、そこに来る前に少しはフランス語の勉強をしてきた人たちです。

みな真面目な人たちで、初日にもらったテキストを夕食後に補習室で訳しながら、戦々恐々として授業に臨みました。

それでも私たちが毎日、毎授業で立たされ続けたのは、フランス人の先生は「ここを訳しなさい」なんて質問をしないからです。

主人公の家族関係の表が載ったページでは、ジャンのおばさんの名前は何かと聞かれました。

そもそも、その質問が聞き取れない人は立ちます。

でも、聞き取れた人も、表にはおばさんの名前が書かれていなかったので、先生の質問に黙ってしまって立つことになりました。

正解は、「私は知らない」もしくは、適当に「彼女の名前はエマです」と作って答えても良かったのだと、これもフランス語で説明されました。

そこで、全員着席。また次の質問が始まります。

生徒たちは愕然としながら、毎晩本文を訳し続け、それでも聞き取れない先生の質問に立ち続けました。

でも、不思議。月曜から木曜まで全く聞き取れなかった先生の質問が、なぜか金曜日には聞き取れたのです! 耳元に翻訳機がついたのかと思うほどでした。
そしてその奇跡は、私だけではなくクラス全員に起こったのです。

長野合宿から帰った私は、9月から文法を習うクラスのほかに、フランス人から会話を習うクラスも増やしました。

合宿で耳が慣れていたので、フランス人とも簡単な会話ならできるようになっていました。

私は勉強をするかたわら、5月から貯金を始めていました。月に7万円ずつ。夏と冬のボーナス時には各20万円を追加したうえに、以前の貯金も加えて200万円の資金を作りました。

そしてそれを、フランス語語学学校への学費、ホームステイ代、往復のエールフランスの料金、学校を離れてからパリで過ごす9連泊のホテル代金、お小遣いに当てました。

そうです、私は日記に何げなく書いた決意どおり、一年後の夏にフランスへ一人で行って帰ってくることができたのです!

帰国後、フランス語検定の4級を申し込もうとしたとき3級も同時に受けられると知ったので、ついでに受けてみたら、耳が良くなっていたからか3級の試験にも合格できました。

これは、引き寄せの法則でよくある「おまけ」です。

さてさて、どうでしょう?

「やっぱり、努力してるじゃん!」という感想でしょうか。

たしかに私は努力をしました。

電車の中でまで、動詞の活用を覚えましたし。

でも、それらのことや、立たされまくった長野合宿も、あるいは毎月の貯金も、まったく苦にならなかったのです。
だから艱難辛苦の末とかではないのです。

「これができます」という特技を何か作りたいと思ってフランス語を選び、「私は来年の夏、一人でフランスを旅する」と思っただけでは、そのあと、こうはならなかったのではないかと私は思っています。

やはり、日記に一行書いたことが、結果を引き寄せたと思うのです。

動詞の活用表が、恋人からの手紙のように甘かったんですよ。
本当に楽しい気持ちで勉強ができました。

パンフレットを見て決めたEFという語学学校もとても良い学校だったし、ホームステイ先の家族も良い人たちでした。銀行員のパパと専業主婦のママと4人の子供たちが、日本に興味を持って接してくれました。

9日間パリにいたときも、ホテルの従業員さんたちはみんな優しくて、メトロに乗ってあちらこちら行きましたけれど、ひとつも怖い思いをせず、むしろパリの人たちに助けられた良い思い出ばかりです。

検定試験を4級のみならず3級まで合格できたことを「おまけ」と書きましたが、願いが叶うとき、引き寄せが成功するときには、すべてが願った以上に最高の形で叶うのです。

願っているだけでももちろん願いは叶いますけど、ぜひ手帳に書いてみてください。

驚くほど、すべてがベストタイミングで実現しますから!

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