フラワーデザイナー・インストラクター糸川直美さんのインタビュー第二回。レッスンスタイルとこれからの夢。

2020.03.27

起業人インタビュー

こんにちは。　
フラワーサロンNatural Roseを主宰し、ご自宅でアーティフィシャルフラワーとプリザ－ブドフラワーのレッスンをしていらっしゃいます。フラワーデザイナー・インストラクターの糸川直美さんのインタビュー第２回です！

ー　本日は前回の続きとして、現在のご活動と、これからの展望についてお話いただきます。どうぞよろしくお願いします。

糸川さん　はい。よろしくお願いします。

作り方を教えるだけの教室ではないようにしています

―　アーティフィシャルフラワーといって、生花のようなリアルな造花を使ってリースやアレンジメントを教えていただけるというお話でしたね。

糸川さん　はい。

―　何回もレッスンに通っていると、それなりに作品が溜まって行くと思うのですが。
その作品をばらして、作り変えたりもできるものですか？

糸川さん　ああ…そういう、ばらして別の形にするというご依頼はあまりないですね。

古くなったところ、色が褪せたところなどを一部変えることはさせて頂いているんですけれど、もともとの形を全部ばらしてしまうということは、あまりしていないです。

同じようなものが重なることがないように、作品には壁に掛けるもの、置き物など、またひとつで何通りにも飾れるデザインをご提案しています。

―　生徒さんとしては、毎回新しいタイプの作品が作れて楽しいですね。

糸川さん　そうですね。喜んでいただければと思います。

フラワーサロンNatural Roseは、作り方を教えるだけの教室ではないようにしているんですよ。前回もお話しましたけれど、インテリアやテーブルセッティングの一部として、作ったものをご自宅でどんなふうに活かして、キレイに飾って頂くかというところまでお伝えしています。

どんな空間に置くと映えるかとか、どんな小物と合わせたらより素敵になるか、効果的な色の組み合わせなどもお伝えして、よりみなさんが、お宅で楽しんでいただければなって。

私がお花を通じてお伝えしたいことは季節感を楽しんでいただくこと。ご自身を高めたり心を解放することにより、心豊かに過ごしていただきたいということなんです。

これからの夢。癒し、喜びを共有できるようにしたい

―　今後の展望ということで、何か考えておられることはありますか？

糸川さん　自宅でフラワーレッスンをずっとしてきているんですが、やはり自宅ばかりだと範囲が狭くなってしまうんですね。

これからもっと、新しい方に入って来て頂きたいという思いもありまして。
自宅のお教室もやりつつ、外に出てイベントもして行きたいと思っています。

たとえばどなたか、他のお教室をしていらっしゃる方とコラボレッスンをしたりとか。
地域のワークショップに参加したりして、交流したりしたいですね。

これから人生100年時代と言われているので、孤独にならずに皆が集まれる場があるといいと思います。

―　高齢者のための？

糸川さん　高齢者だけでなく、色々な世代の人、いろんなスキルを持った人が交流できる場所とか集まりを企画できたらいいなというのが、将来の夢ですね。

そのために、企画の立て方やコラボする方法、使える場所を知っている人、情報をシェアできる人がいたらいいなと思っています。そういう場を作ると、同じような感性の人が集まりやすいと思うんですよね。それで、仲間同士の交流だと話もはずむと思いますし、気の合う仲間もみつけやすいんじゃないかなと思うんです。日常の孤独感が癒やされて、喜びを共有できる場を作れるといいなと思っています。お茶、お菓子作り、お料理、アロマなど、レッスンやセッションにお花を組み合わせるとかですね。