飾るシチュエーションや空間に合わせて花を作る!フラワーデザイナー・インストラクター糸川直美さんのインタビュー第一回

こんにちは。

フラワーデザイナー・インストラクターの糸川直美さんのインタビュー第一回です!
 
 
 
 
福田:
本日は、優しい色合いのお花の作品で、ファンがたくさんいらっしゃる、糸川直美さんにお越しいただきました。
 
ママならではの集客方法など、これからお稽古起業されたい方必読のインタビューになると思います!
 
本日はよろしくお願いします。
 
 
糸川さん(以下敬称略):
はい。よろしくお願いします。
 
 

銀行勤めのOLから、お花の講師へ

 
福田:
もともとOL をされていながら、お花のお仕事を選んで行こうと思われたあたりのところから、お話を伺わせていただけますか?
 
糸川:
お花を始めたのは23才の頃ですね。
銀行に勤めていましたが、会社と家の往復で仕事も忙しくストレスもありました。
元々物作りが好きだったこともあり、お花を習い始めました。
 
心が開放できるような、豊かになるような習い事をしたいと思って、近所のカルチャーセンターのフラワーデザインのクラスに通ってみたんです。
お花を習ったことがなかったので、「こういうことをするとストレスが解消されるかな?癒やされるかな?」と思って始めました。
 
福田:
本格的に始めようと思われたのは?
 
糸川:
26才くらいです。
会社を辞めようと心に決めて。
 
福田:
ええ?
 
糸川:
この会社生活は私の人生ではないと思い始めました。
その頃ですね。お花を本格的に学んで、講師資格も取って、将来はお教室を開いて先生になりたいと思い決めたのは。
 
 
 
 
 
 
 

お花の講師資格だけでなく、カラーやインテリアなど周辺の知識も学ぶ

 
糸川:
私が習ったお教室は、昔ながらのお教室なので、カリキュラムがとてもしっかりしていたんです。
カルチャーセンターでは基礎科コースを習いましたが、そのあと本科コース、高等科コース専攻科コースがありました。
 
先生になるための専攻科コースでは、学びながらインターンもして、ペーパーと実技の試験に合格してはじめてお免状がもらえるんです。
本格的な勉強ができる教室でしたが、お免状を頂くまでに時間がかかりました。
 
福田:
かなり本格的ですね!
 
糸川:
ええ。一日で取れる資格ではないんですよ。
 
福田:
それで3年間。
 
糸川:
3年半ですね。会社を辞めてからは詰めて、夏休みは毎日通いました。
先生をするには、花の色の組み合わせも重要だと思ったので、フラワーデザインの講師資格の勉強と同時進行でカラーの学校にも通い、カラーコーディネートの勉強をし、卒業しました。
 
福田:
別途に、カラーコーディネートの勉強もされたんですか?
それは、花と花の色合わせのために? それとも器とか花以外のものとの組み合わせのためですか?
 
糸川:
両方ですね。
お花って、お部屋に飾ったり空間に飾るものなので、空間とのバランスとか色合いとかもすべて含むものなんですね。
お花の色合いだけでなく、インテリアコーディネートや、テーブルコーディネートを含めたカラーの講座を学びました。
 
福田:
インテリアや、テーブルコーディネートまで?
真剣さが伝わってくる行動力ですね! それはどれくらいの期間学ばれたんですか?
 
糸川:
これは、1年間。
 
福田:
フラワーアレンジメントから入られて、飾るシチュエーションや空間のことまで、色々多角的に学ばれたんですね!
単にお花の先生になりたいだけじゃなくて、「花の組み合わせだけでなく空間とのバランスなんかも教えて上げたい!」というビジョンが、最初からあったわけですか?
 
糸川:
いいえ、それは、今持っているビジョンです。
二十代の頃はまだそこまでは思っていなくて、お花の組み合わせには色の組み合わせが必須と思い、基本を知り、学びたいと思いました。
 
やはり、基本を知ることは重要なんですね。
基本を知っているから応用ができるんです。
自分の感性でただ合わせるだけよりも、色々学んで幅を広げることが重要だと思いますね。
 
福田:
もし生徒さんに尋ねられたときに、理論ででも答えられるということですか?
 
糸川:
そうですね。
だから今作っているお花の組み合わせも、色使いにはすごくこだわっているんです。
どういうところに、どういう色を入れれば立体的になるか、深みが出るか、そういうことまで考えて、デザインしています。
 
福田:
深みまで考えてデザインされているなんて!
糸川さんは、引き出しの多い素晴らしい先生であると同時に、素晴らしいデザイナーでもあるんですね!
 
作品を作られるとき、デザインは、絵を描きながら練られるんですか?
たとえば、紫色を塗ったところにリンドウのような紫色の花を入れるという具合に。
それか、花を見たときのインスピレーションで、パパーっと作られるんですか?
 
糸川:
私の場合は、後者ですね。お花を見てデザインが浮かぶタイプです。
直感型なんで。
 
実は、福田さんがおっしゃるようにデッサンを起こすことが必要かなと思って、パステル画も習ったんですよ。
で、いざやってみると、私はそういう思考じゃなかったことに気づきまして(笑)
お花を見て、「これイイ!」と思ったら、「その花が素敵に見える組み合わせって?どうすれは素敵に見えるの?」というところから入って、やっているうちになっていくみたいな。
イメージは頭の中にあるんですけどね。
 
福田:
「お花が素敵に見える組み合わせは?」って考える思考法が素晴らしいと思います。
なんていうのか…花の身になって考えていらっしゃるというか。
 
オーダーでお客様のお家に飾るお花のときは、どうですか?
現場に合わせたデッサンを描いたりなさるんですか?
 
糸川:
そういうときも、デッサンは描かないですね。
お客様が「こういうのを飾りたい」というイメージを持っていらっしゃるので、それに沿って、色や、お好みの花があるのか、大きさや飾りたい場所を伺ってお話合いをしながら決めていきます。
 
オーダーの場合は、私の完全なオリジナル作品というのではなく、お客様のご要望やお気持ちを大切にしています。
 
 
 
 
 
 

自宅で開業するまでの道のり

 
福田:
フラワーアレンジメントだけでなく、インテリアや、テーブルコーディネートの重要なパーツとしての花を教えて頂けるなんて、素晴らしい先生だと思います!
 
私も習いに行きたいくらいですが、自宅で教え始められたときのエピソードを教えて頂けますか?
 
糸川:
資格を取ってからは、お花屋さんに勤めたり、友達のウエディングブーケを作ったりしていました。
 
結婚をして、子供ができまして、5年くらいブランクがありましたが、お教室を始めるきっかけになったのは、ママ友が家に遊びに来たときに、たまたま飾ってあった作品を見て「幼稚園に入ったらぜひ教えて」と言われたことです。
それで、入園したその年のクリスマスに、みなさんでリースを作りました。
 
福田:
資格を取られたときには会社もやめておられたし、始める気満々のお気持ちだったかなと思うのですが、すぐにお教室を始められなかったのはどうしてですか?
 
糸川:
お花の教室をすぐに始めなかったのは、どうしていいかわからなかったからですね。
開業のしかたがわからなかったからです。
 
独身時代は、勤めていた花屋さんでイベント的に教えたりしていましたけれど、起業のしかたがわからなくて、調べているうちに子供ができて・・・という感じです。
 
最初クリスマスリースを作ったときは、続くかどうか、どうなるものかわかりませんでしたが、おかげさまで好評で、「ぜひ、毎月開いてください」と言われて、始まったという感じです。
 
福田:
お客様に頼まれて始めたのなら、「失敗するかも?」という不安はなかったんですね。
 
糸川:
不安はありました。 デザインしたお花は気に入ってくださるのか、飽きないようにデザインするには、など最初は人の目ばかり気になっていました。
 
卒業したフラワーデザインのお教室のカリキュラムに沿って教えるのではなく、オリジナルのデザインを考えて教えるスタイルで始めましたので、毎回違うデザインを考案することに初めの頃は、なかなか苦労しました。
 
それに、幼稚園のママってお母さんつながりが強いので、いいことも悪いことも噂になってしまうんですね。
そこのところに結構緊張しましたし、どうすれば良いのか考えましたね。
 
その当時は、レッスンが毎月だったので、レッスンしながら次のデザインを考えて仕入れもしなきゃいけなかったので、凄くハードな生活になってしまって、家のこともできなくなってしまいました。
それで、春・夏・秋・冬の二ヶ月に一度くらいの間隔にして、夏は休むというスタイルにしたんです。
焦ると良いデザインもできないので、ペースが落とせて良かったです。
 
福田:
銀行にお勤めだったので、経理もお得意だし、ママ友がお客様になってくださって、良い滑り出しでしたね。
 
糸川:
始めた時期がラッキーでしたね。ママ友は口コミが起こりやすいですから。
飾ってあるお宅に遊びに行かれたママさんが「これどうしたの?」って「私も習いたい」って。
だから、私の方から「どうですか?」って営業しなくても、生徒さんが集まってくる状態でした。
 
 

積極的に集客を始める

 
 
糸川:
でも、子供が小学校に入ると、お母さん付き合いが密でなくなるので、口コミが起きにくくなりました。
だから、こちらから言っていかないといけなくなりましたね。
 
事前にお花を教えていることを伝えて小学校で行う保護者向けのイベントなどをさせていただきました。
そこからお教室に来ていただいたりしましたね。
 
あとは、生徒さんが生徒さんを連れて来てくださったりしたので、ずっとお教室を続けてこられました。
 
 
 

生徒さんのリクエストに合わせて花材を変える

 
 
糸川:
私はもともと生花を習って先生になったんですけれど、ママさんたちは子育てが忙しいので、生花じゃないほうがいいっていうリクエストがあったんですね。
 
生花だと水を替えたりお手入れが必要だし、枯れちゃうからと寂しい、残らないから寂しいって言われて。
それで、プリザーブドフラワーのバラとグリーンを使い始めました。
 
今は、アーティフィシャルフラワーって、造花をメインにしています。
造花とはいっても生花のようにリアルなんですよ。
布やプラスチックで作ってあるんですけれど、質感が生花みたいな感じなので、飾って遠目で見たら生花と見間違うくらいなんです。
枯れないので長く楽しめますし、お客様が来られたときにすぐに出して飾れます。
 
福田:
アーティフィシャルフラワーって初めて知りました。
手間いらずで、質感が生花みたいというのはとてもいいですね!
習われたことにこだわらず、お客様の暮らし方や要望に沿って扱う材料を変えたりする、糸川さんの顧客優先の対応は素晴らしいと思います。
 
では、次回は、今後の展望などについてお話を伺います!
 
 
 
 
フラワーサロンNatural Roseを主宰し、ご自宅でアーティフィシャルフラワーとプリザ-ブドフラワーのレッスンをしていらっしゃいます。
 
 
(この記事は、2020年1月8日に、日本ふんわりエレガント協会のフェイスブックグループに掲載されたインタビューを編集したものです)
 
 
 
 

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