自分の道を楽しく生きる女性を増やしたい! 色で美人を作り出すカラーコンサルタントの鈴木ミキさんインタビュー
鈴木ミキさんプロフィール
1975年生まれ。千葉県千葉市出身。
大学工学部卒。企業の社内SEとして働く。
日本カラーコミュニケーション協会にてパーソナルカラー、スタイリングを体系的に学ぶ。
カラースクール卒業後、日本メイクアップ協会認定講師に師事し、クライアントの個性を活かすメイク技術を習得。
2015年 トータルイメージアップスタジオ「inConcept」を開業。
ブログ:横浜のパーソナルカラー診断&メイク専門サロン inConcept
https://studio-inconcept.com/
- 日本カラーコミュニケーション協会認定校講師
- 社団法人JMA認定 日本メイクアップ技術検定試験 1級資格 取得
- AFT 1級色彩コーディネーター 取得
- ハクビ京都きもの学院 1級師範
- POP Pilatesインストラクター
― 本日は、色で美人を作り出すカラーコンサルタントの鈴木ミキさんに来ていただきました。
主婦であり小学生のママでもあり、システムエンジニアからカラーコンサルタントに転身されたヒストリーを伺わせて頂いて、読者の皆様のセカンドキャリアプランに役立たせて頂ければと思います。
よろしくお願いします。
鈴木さん: はい、よろしくお願いします。
― 「色で美人を作り出すカラーコンサルタント」というキャッチコピーが、とても素敵だと思いますが、ご自分で作られたんですか?
鈴木さん: そんなふうに言っていただけると嬉しいです。
みなさん最初にキャッチフレーズを書いていらっしゃるので、私も欲しいなと思って、とりあえず自分で作りました。
― え? 自作されたんですか? すごく素敵!
鈴木さん: (笑いながら)私が好きな俳優さんのブログタイトルにインスピレーションを受けて作ったんです。
― どなたの、なんというブログですか?
鈴木さん: それは秘密(笑) イケメン俳優のブログです(笑)
システムエンジニアからカラーリストへの転身
就職氷河期の中、やっと得た職場で感じた頭打ち感
― では仕切り直して、そもそものところからお伺いします。
大学卒業後にされたお仕事はIT系の技術職ということですが。工学部をご卒業なんですね。
鈴木さん: 就職氷河期の時代でしたから、学校で学んでいたことを活かせて、且つ入れそうな会社というので探して入った会社です。
製紙関連会社の社内SEとして、受注などの社内システムを作っていました。
ホワイト企業ではあったんですけれど、性別で扱いに差がある会社でした。
私は、技術職のぬるま湯みたいな環境の中で「ま、いいや」って楽しく暮らしていたんですけれど、頭打ち感はあったんです。
なんだか、このままじゃ嫌だなと思っていました。
― そのお仕事は何年くらい続けられたんですか?
鈴木さん: 10年ですね。
― 長く続けられたんですね。
30才での転職。自分の力で頑張りたいと思う
鈴木さん: はい。でもちょうど30才のときに、バセドウ病になったんです。
原因はわからないんですけれど、22時、23時まで働いて帰りにジムに通ったりするような生活を繰り返していたからかもしれません。自分ではいたって健康なつもりでいたんですけれど。
それに結婚して買った家が職場から遠かったのもあって、「ぬるま湯に浸っているのをやめて、自分の力で頑張りたい」と思って転職しました。
― そのときは、起業ではなく転職だったんですね
鈴木さん: はい。
横浜にあるベンチャー企業に転職したんですが、そこで、パーソナルカラーに出会いました。
誘われてパーソナルカラー診断を受けてみた
― ベンチャー企業で?
鈴木さん: 仕事でではないんです(笑)
転職先の会社も制服があったので、そのまま野球場に応援しに行けるような格好をして、靴もクロックスで行ったりとかしていて(笑)
それで見かねたのか、先輩からパーソナルカラー診断に誘われたんです。
― (笑)
鈴木さん: そこで、ベテランのイメージコンサルタントの方から「あなたはspring。タイプはミニドラマチックタイプ」だと診断されました。
ミニドラマチックとして提案されたのは、トゲトゲがついたような服だったんですが(笑)結構好みのタイプだったので、それに似た感じの服を選んで着ていたら保育園のママ友に褒められたんです。
それで、パーソナルカラーってすごいなと思ったのが、出会いです。
― それでこの世界に入られたんですね。
鈴木さん: いや、それはまだ。パーソナルカラーを知ったというだけです。
自分がやろうとは、全然、全く思っていなくて。
― 全然ですか?
自分の力で何かやりたい。でも何をしたらいいかわからなかった
鈴木さん: はい。会社勤めをしているときから、ぼんやりとですけど、自分で何かやりたいという思いはずっとありました。
私、小学4年生で、友達の輪というか、今で言うコミュニティみたいなのを作っていて、バザーや運動会を主催していたんです。根っこのところに企画・運営などプロモーター的な働き方を望む何かがあるんじゃないかと思うんですよね。
だから会社の中で与えられたことだけをするのではなく、何か自分の力でやりたいという気持ちが強かったんです。
でも何をしていいかわからない。
どんな仕事があるかもわからない。
好きなことが仕事になるとか、全く考えられないような時代でしたし。
でも「何かやりたい」とは思っていたんです。
― なるほど。
鈴木さん: だから、ホームページが流行ってるのを見たら、発信したいと思ったり。
体を動かすのが好きだからヨガ講師はどうかなと思って、15万円くらいするスクールに行ってみたり。
ロハスの講師をやりたいと思ったときは、3万円くらい払いました。でも5回の講義は、ほぼビデオ講座で・・・。
一応「ロハスな生活」について学んだんですけど、こんなのやっても仕事にならないと思ってやめてしまいました(笑)
鈴木さん: そんな具合に、色々なことを試しながら、自分にできることって何だろうなーって、捜していたんです。
得意なことは何だろうなーって。
いよいよ、カラーコンサルタントへの扉開く?
― それが、カラーコンサルタントでの起業に結びついて行ったのは、どうしてですか?
鈴木さん: 自分勝手に服を選んでいたときよりも、先生に言われたタイプに沿ったほうが褒められたこともあって、パーソナルカラーについては良い印象を持っていたのですが・・・。
私、型にはめられるのがイヤなタイプなんですね。
一緒に診断を受けた先輩から、「色はspringの色、形はミニドラマチックタイプの服でなきゃダメ」みたいに決めつけられてしまうのがイヤだなと思って。
もっと勉強したら、「自分がなぜこの色を選んだか、形を選んだか」を言えるようになるんじゃないかなって思って、パーソナルカラーについて独学で勉強し始めたんです。
― あくまで自分のための勉強ですよね?
鈴木さん: そのときはそうでした。最も大きな変化のきっかけになったのは、友人の一言ですね。
鈴木さん: 私が「パーソナルカラーいいよ」って言ったら、友達が受けてくれたんです。わざわざ横浜でカラーリストを捜してまで。
それで「すごく良かった」と言ってくれたことが嬉しくて。
私がきっかけになって、パーソナルカラーの良さを伝えられたことが、開業する最初のトリガーになったように思います。
― そうでしたか。
鈴木さん: それで「どこで受けたの?」って聞いたら、セブンシーズンメソッドの先生のところだということでした。
私はそのメソッドを全く知らなかったので調べてみたら、日本カラーコミュニケーション協会独自のメソッドだということがわかり、ホームページには、講師も養成していると書いてあったんです。
鈴木さん: ホームページを見たときに、直感的に「ここの雰囲気良さそう」って思っちゃったんです。ほかのスクールや団体を全然見ないで。
それで見学に行って先生とお話ししたら、ますますいいなと思いました。
― 鈴木さんのサロン、in Conceptのホームページを拝見すると、プロフィールのところに「セブンシーズンカラーとの出会い」が書かれていますね。
そこに「セブンシーズンカラーは、型に当てはめたシーズンを押し付けるのではなく、シーズンカラーを利用して、クライアントの魅力やなりたいイメージを引き出す」と書いてありますが、これが鈴木さんの、季節やタイプにしばられたくないという考えと一致したということですね。
それに、講師の養成もしているということで・・・
鈴木さん: はい、そうなんです!
「これで、独立して仕事をやっていけるかもしれない」って、ふわーっと思いました。
― やっと、自分がやりたいことで仕事になることがみつかったんですね。
鈴木さん: はい。でも結構、授業料も高かったんですよ。メイク検定1級を取ったりしたのも含めて、ざっと100万円くらいはかかったかな?
― それは、かなり投資されましたね。
鈴木さん: そうです。
そのときすでに、会社を辞めたくなっていて、「会社を辞めたい気持ち」と「セブンシーズンメソッドを学びたい」という気持ちが合わさっちゃったんですね。
「よし!もし、講師になって独立してダメだったらバイトしよう」って思って。
自分でやれるチャンスに賭けることにしたんです。
― なるほど。それでパーソナルカラーコンサルタントへの道が開けたんですね。
父の死に一度、迷う
鈴木さん: そうなんですけれど。
開講と時を同じくして、父が脳梗塞で倒れて、亡くなってしまったんです。
もう、それはすごいショックで、今でも思い出すと泣けてきてしまいます。
勉強して独立しようと思った矢先にそんなことになってしまったので、会社をやめることも含めて、進もうとしている道が違うのかなとも思いました。
でも、こうやってグズグズしていると死んじゃうなとも思って・・・。
― ああ! お父様が急に亡くなれたから!
鈴木さん: だから今やりたいことをやるしかないかもと思って。
私、やっぱりカラーリストやってみたいと思って。
父の死に背中を押されるように、一気にやることになりました。
ふざけんな!私は絶対やってやる!
鈴木さん: 今思い出しちゃいましたけど、ほんとにイヤなことが続いたんですよ、その時。
子供が3才くらいで、保育園に入って、会社では必要とされていない感じもして、そんな会社で結構遅くまで働いて、なんか成果もないままに帰って来てという毎日が、もう限界だという感じだったし。
そんな時に父が亡くなってしまうし、他にも不幸が重なって「ええ、なんでよ?」って、本当にどん底だったんですよ。
誰にも応援されてないと思って、めちゃくちゃ落ち込んで・・・。神様からの挑戦か?と思うくらい。
でも「ふざけんな!」って、「もう、私は絶対やってやるんだ!」と思って、反抗心がそこで生まれたんですね。今思うと。
カラーリストやってみようって。
ダメだったとしても、日本では色々生きていく術があるし、夫もいるし、という感じでした。
「あのときのことは何もおぼえていない」起業のために学んだ日々
― 講座はどれくらいの期間だったんですか?
鈴木さん: 3ヶ月間です。回数的には、10回くらいだったと思いますが。
最初色彩を学んで、そのあとは毎回、午前中座学で午後はドレーピング(※)という時間割でした。
※ ドレーピングとは、パーソナルカラー診断で布を当てていく動作のこと。
鈴木さん: 二週に一回とか、毎日曜とか、そんなスケジュールだったと思いますが、講座がある日は朝10時から午後6時まで、一日中勉強しました。子供もいたのでキツかったですよ。
― お子さんもまだお小さかったですよね。
鈴木さん: もうあのときのことは何も覚えていません。それくらい無茶苦茶やってました。
― すっぱり会社をやめて、講座に通っていたわけではないのですか?
鈴木さん: いや、ちがいます。やっぱり、開業するのに軍資金がいりますから。
講座を終えても、「本当に自分ができるのか、カラーコンサルタントでやっていけるのか」見極めがついてからやめようと思っていたんですけど・・・。結局、講座が終わった時点ですぐにやめてしまいました(笑)。
プロフィールのストーリーを書いているときも、このへんですごく泣けちゃって。
あの時どん底で「ほんとにイヤだ!」と思っていたから、今こうしてパーソナルカラーコンサルタントとして独立して自営できてて、ほんとに良かったと思っています。
ゼロからの開業
お給料が無くなることは怖かった
鈴木さん: そういう経緯があるので、「私は、ちょっとやってみようなんて気持ちでやってるわけじゃないんだよ!」と思って、「絶対に一人でやってやる!」って気持ちが強かったです。
― なるほど。ものすごく強い意志ですね!
主婦が働こう、お金を稼ごうと思ったとき、起業するよりかはパート仕事に逃げちゃうと思うんですよね。それが好きな仕事内容でなかったとしても。
起業するとなると、初期投資がものすごくかかるし、成功するかどうか全くわからないし。ハードルが高いから、尻込みしちゃうと思うんですよ。
よほど強い気持ちがあるか、切羽詰まった状態に追い込まれないと踏ん切りがつかないというか。
鈴木さん: そうですね。私もお給料をもらっていたので、それを捨てるのがすごく怖かったですね。
いきなりゼロになって、仕事もそんなに儲かるのかどうかわからないし。
― 開業されるとき、どれくらい収入があるといいなと考えてらしゃいましたか?
鈴木さん: 最初は、バイトして稼げるくらいですね。10万円あったらいいなくらいでした。なんにも考えてなかったですね。
自宅開業という選択
― 今ご自宅で開業されていますよね。これは、講座を修了された時点で、そのように考えていらしたんですか?
鈴木さん: 自宅開業しか選択肢がなかったですね。
お客様があるかどうかもわからないのに部屋を借りるとなると、家賃がね。結構いい値段しちゃいますからね。
自分ができることからやっていこう、自分が持っているお金でできることをしていこうと考えていたので、「一階の一室をサロンにしていい?」って夫に聞いて始めました。
― ご主人は反対されなかったですか?
鈴木さん: 大丈夫でした。もともと応援はしてくれていたんです。「するなら稼いで」っていう考え方をする人ですから。でも、会社辞めて開業すると言った時は、「どれくらい稼げそうなの?」とか聞かれましたね。
そのときは「ダメならバイトするから!」って言ってクリアしました。(笑)
それと、これは全くタマタマなんですけど、家の構造が、サロンとプライベートなスペースを分けられる形だったのでOKが出やすかったんだと思います。
「タクシー代出します」という戦術で駅から離れている条件を克服
鈴木さん: さっき、私の言葉がきっかけでカラー診断を受けた友人の話をしましたけど、彼女が診断してもらったカラーリストさんが、自宅で開業されていたんですよ。
駅から離れたお家だったそうなんですけど、「タクシー代出します」って、送迎サービスをされていたと聞いて・・・。それいいなと思って、真似をしたんです。
タクシー代を一人一人払う方が、家賃を払うより断然安いんですよ。
そんなやり方があるって知ったので、自宅で始めることができました。
自宅開業でのトラブル回避策
― SNSで集客すると、生徒さんが帰ったあとに物が無くなったとか聞いたことがありますが。
自宅開業して、知らない人が家に入ってくることに対しては、心配はされませんでしたか?
鈴木さん: うーん。今の所物が無くなるようなことはないですね。
お教室みたいにいっときに何人もの人が入ってくるのではないので、その点は大丈夫です。
ホームページに利用規約やキャンセルポリシーを明示する
― これから自宅でお仕事なさる方で、変な人が来たり、トラブルになったときにどうしたら良いかわからないから始めるのが怖いと感じている人に、アドバイスはありますか?
鈴木さん: そんな事故に遭ったみたいなときは、引きずらないことですね。100人中一人はいると思って、へんに傷つかないほうがいいと思います。
それと、ポリシーを出しておけばいいですよ。
私もサイトに「ご利用規約」を載せています。
そこに、「予約規約」とか「利用規約」とか、ピシっと書いています。
― サイトの「お申込み」のタブの中にありますね。「ご利用規約」https://studio-inconcept.com/terms 。
鈴木さん: 「予約引受の拒絶」のなかに、「サービス利用に関し、不当な要求をされたとき」とか、ちゃんと書いてありますし。
キャンセル料も取っていますよということを明記しています。
あらかじめ、こういうページを作っておいて、ちゃんとやってるんだよってことをアピールするのも大事だと思います。
なんとなく、ふわっと始めてふわっとやってる感じだと、ナメられるんですよね。
ナメられるし、「攻めて行ったら、お金を払うだろう」って考える輩が出てくると思います。
だから、「こういう規約に基づいて返金しています」とか、「逆に破られた場合はこちらも訴えます」ってことを、しっかり明示しておく。そうすると何か言われたときに、「ここにこう書いてありますよね」って言えますから。
予約の際には、この規約に同意したものとみなしますっていう文言をちゃんと書いておいて毅然とすることですね。
― こういう規約を作ることも教えて頂いたんですか?
鈴木さん: 誰かに教わったわけではないですね。
自分が予約する側のときに、こういう利用規約を目にして、「これを作っておくと揉めごとにならないな」と思って作りました。
― 鈴木さんの場合は、まずやってみて、現実に即して対応されて行ったわけですね。
鈴木さん: そうですね。トラブルを経験したり、驚くことがいっぱいあったので(笑)
そういうことに対応していく中で、だんだん整って行きました。
完璧な状態にしてから開業しようとすると、遅くなる
鈴木さん: すでにあるサイトを真似て、色々と漏れなく準備することは大事だと思いますけど、完璧な状態にしてから開業しようとすると、遅くなる気がします。
気持ちが温まっているときでないと、なかなか行動を起こせないので。やるぞと思ったときに、まず始めるのがいいと思いますよ。
私の先生はいつでも、「走りながらやってみる」っておっしゃってましたね。
オンラインサロンで始める7年目の夢
個人事業は、なにもかも自分次第
― 鈴木さんの場合は、「自分の力でやってみたい」、「マイペースで仕事をしたい」という気持ちが強くあって、会社を辞めたいと思っていたこと。
それに、お父様が亡くなったことで、開業するためのパワーが出たんですね。
鈴木さん: なにくそパワーですね。
― もう6年続けてこられて。
鈴木さん: 今年2021年の9月で7年目に入ります。
会社員時代の月収より多くなるといいなという目標は叶っていますので良かったです。
― そりゃ、会社員時代よりは多いでしょう。
鈴木さん: 会社員にはボーナスがありますからねって、そんなこと言ったら、みんなの夢がなくなっちゃうけど(笑)
でも、いろいろ広げられますからね。自分がオーナーなので、広げようと思えばいくらでも広げられる。
鈴木さん: 今はお一人、お一人サービスさせていただいているので、仮に毎日、全部の枠に予約が入ったとして、それが上限でそれ以上収入は増えません。でも、一対多のサービス、たとえばスクールをするとかすれば、もっと増えますよね。
そうしようとすると今以上に仕事に時間を割かないといけないんですけど、子どもも大きくなってきたので、今年からそろそろ考えようかなとは思っています。
健康と美を追求するコミュニティを作る
― 今年で開業7年目というラッキーイヤーですが、将来の夢はどんなものですか?
鈴木さん: 夢はですね、劣等感を払拭し自信を持って自分の道を楽しく生きる女性を増やすこと!
そのために今後は、「コミュニティ作り」「女性の仲間作り」をしたいと思っています。
今しているカラー診断って、一回で終わっちゃうじゃないですか?
― 確かに一度診断を受けたら、またって伺わないですよね。
鈴木さん: もっとお客様と継続的につながるために、コミュニティを作りたいんですよね。
美と健康に関心がある女性で集まって、互いに高め合うような。
一緒に体を動かすとか。
― 体を動かしたくない人は入れない?
鈴木さん: 大丈夫です(笑)、健康的に生活をしたい人なら。
健康で美しくあれば、おのずと自信もついてくる
鈴木さん: 心身ともに元気だと劣等感もなくなるし、自信も出てくると思うんです。
私、ポップピラティスのインストラクターでもあるので、体を動かすことや、体に良いことをお伝えできるんですね。
もちろんメイクのこともお伝えできるし、楽しく部活みたいなコミュニティを作れたら良いなって思っています。
メンバーどうしで互いのサービスをシェアしたり、イベントもできたらいいなって。
― さすがプロモーター! どんどんアイデアが出てきますね!
それは今流行りのオンラインサロンですか?
鈴木さん: そうですね。すでにFacebookグループを非公開で一つ作っています。
グループ名は「健康美」
一緒にピラティスをしたり、「こういうの食べるといいよ」って情報交換しあえるような集まりです!
「こんなことやってるんだ? 元気だな」って、見て楽しい気分になってくれればいいなと思っています!
鈴木ミキさん。
本日は自分捜しのところから、リアルな起業の実態までお話しくださって、ありがとうございました。
鈴木さんご自身がバセドウ病になられた経験があるし、お父様を脳梗塞で亡くされたりもしていらっしゃるから、美しさだけを追求するカラーコンサルタントさんとは違うんですね。
芯のところに、健康とか、もっと言えば有限な人生を良く生きたいという哲学を感じることができました。
起業を成功させるためには、絶対やってやるという強い意志と、まずやってみることが大事だと、教えていただきました。
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