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宇宙図書館司書 MIOKO
森羅万象に鎮まる神々に帰依している、自然崇拝者。
古神道、仏教、キリスト教、古代宗教、神話、哲学、民俗学、物理学、認知学などを通して、「神とは何か? 人とは何か?」を探求しているところです。
神とはすなわち、自然「自ずとそのように在るもの」である
無神論者が「神」が存在しないと言うなら、どうしてこんなにも精緻な自然現象があるのでしょうか?完璧な生物や地球環境は、果たして偶然にできるのでしょうか? 私はこの疑問を抱き、「神」の存在は否定できない。「神」とは「そのようにあろうとする意思」であり、能力であると考えるようになりました。
思考が現実を作る
1995年、図書館で偶然ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を読みました。その後すぐに中山庸子の『願いがかなう「夢ノート」のつかいかた』を手に取り、「思考や望みが現実を作る」という考え方があることを知りました。
ナポレオン・ヒルはアメリカの著者であり、中山庸子は日本の著者です。異なる国、異なる時代の人たちが同じことを伝えているのはなぜか、興味を持ち調べ始めました。
ニューソート運動とトランセンデンタリズム
調べていくうちに、「願望実現」というテーマの書物は主にアメリカの著者によって書かれ、「人間の意思+意識が現実を創造する」という考えは、19世紀のアメリカで起こった「ニューソート運動」や「トランセンデンタリズム(超絶主義=自己の中に神を見る)」に基づいていることがわかりました。(※今では日本人の著者も多くなっています)
「人間の意思と意識が現実を創造する」という真理を広めたい
私は、ニューソート運動については全く知りませんでした。しかし、これらの本に書かれている通りに願ったことで、仕事を得られ、理想の結婚相手や家も手に入れることができました。
この経験から、私以外の人にも「人間の意思+意識が現実を創造する」という考えを広めたいと思い、『願うとおりの明日が来る アクティヴ・アクツのすすめ』(文芸社刊)を出版し、セミナーを始めたのです。
聖書と創造の力
「人間の意思+意識が現実を創造する」という考えは、19世紀のニューソート運動を発端としたものではなく、旧約聖書や新約聖書にも書かれていることです。
旧約聖書の天地創造の場面では、「地は混沌としており、闇が深淵の上にあった。神の霊が水の上を動いていた。神は『光あれ』と言われ、光があった」と記されています。新約聖書のヨハネの福音書では、「初めにみ言葉があった。み言葉は神と共にあった。み言葉は神であった。すべてのものは、み言葉によってできた」と書かれています。
このように、神の言葉(ロゴス)が創造において重要な役割を果たしているのと同様に、人間の言葉(意思+意識)にも「創造する能力」があると私は考えています。
宇宙図書館では、宗教・哲学のほか様々な本を取り上げます
どんな種類の本でも、そこに書かれている言葉が「宇宙からのメッセージ」であることがあります。
宇宙図書館司書として、宇宙からのメッセージを知りたいと思われる方々に、それら深淵なる真理をお伝えしていきたいと思っています。