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nicca branding diaryの使い方

 

「何もしてない日なんてない」という思いから記録を始めた大学ノート。それがnicca branding diaryの前身です。

 

限りある人生の、貴重な一日なのに、何をして過ごしたかが思い出せないなんて、イヤですよね。

私はそれがイヤで、日々の記録を取り始めたのです。

 

最初は大学ノートに書きました


手帳に毎日の記録をつけはじめたのは、2013年。

夫の転勤で、秋田県北秋田市というところに移り住んだことがきっかけです。

近くに友達もおらず、言葉も通じず、家事より他はすることもなかった日々。

布で小物を作ったり、編み物をしたり、フェイスブックで友達の投稿を見たりして過ごしていました。

 

そういう暮らしをしていると、昨日と今日の境目がなくなってくるんですね。

何をしていたか、記憶があいまいになってくるのです。

「何かはしたはずなんだけど・・・?」と、まるで何もしていなかったかのように思い出せないのは、ちょっと怖いことでした。

 

それで大学ノートに、毎日何をしたかの記録をつけることにしたのです。

最初は、ただ何をしたかを書いていただけでした。

しかし毎日

  • 「床掃除をした」とか、「洗面所の掃除をした」とかなど同じことを書くのが面倒になったこと
  • 毎日同じことばかりしていて、掃除をする箇所が偏っていることが気になった

ので、エクセルで一覧表を作ることにしたのです。

 

エクセルで作った掃除一覧表

  • ページレイアウトで印刷の向きを横に、用紙のサイズはA4に設定する。
  • 第一行目に横一列に1日~31日まで日付を記入する
  • 縦に掃除をする箇所を1行ごとに記入する。

掃除する箇所は、細分化して書きます。

たとえば、「洗面所」は、床、鏡、洗面台、物入れの中、歯ブラシ立て、電球カバー・・・などという具合です。

そして、掃除した日付のところに、○印をつけるようにしました。

 

そうすると、

  • いつどこを掃除したか
  • ここしばらく掃除していないのがどこか

が一目瞭然になりました。

 

掃除しないところというのは、やりにくい場所にあるとか、何か理由があっておっくうになっているのですが、そのように目に見えるとしないわけにいかなくなります。

 

次はToDoリストを作りました

ToDoリストは、「しなくてはならないこと」を忘れないようにするためのもの
です。

私の場合、それは、つい後回しにしてしまう掃除に、注意を向けて忘れないようにするためのものだったのです。

 

「最近、お風呂場のドアを拭いていないな」と思ったら、ToDoリストに記入して注意を促しました。

 

気がつけば一日が終わっていたということがないように、毎日の行動の記録を取るようにしたのが、デイリーページの始まりです


気がつけば一日が終わっているということはありませんか?

何もしない時間なんて1分もないのに、何をして過ごしていたかがわからないのは、とても気持ちの悪いことでした。

それで、起床してから就寝するまでの記録を、縦に時間軸を取るバーチカルタイプの表に記入し始めました。

何をしたかの記録であると同時に、無為に過ごしてしまった時間の記録を取るためです。


ネットサーフィンをしていたなら、どのページを見ていたか?
うたた寝をしていたなら、何分くらい眠ってしまっていたのか?

本格的にベッドで寝たときも時間を書きました。

 

それでわかったことは

  • 何時間か一つのことをすると飽きてしまって、ぼうっとパソコンをながめてしまう
  • 昼食後、1時間くらいすると眠くなる

などの自分のくせやリズムでした。

 

反省はしても、自分を責めない


自分を責めるためにではなく、自分の毎日の過ごし方を知って、少しでも良く改善するために書いた記録です。


「何もすることを思いつかないから、ぼうっとしてしまう」のであれば、「いつか時間ができればしたい」と思っていることを、あらかじめ書いておけばいいのではないか? と思い、「いつかすることリスト」を作りました。

 

「いつかすることリスト」とは

 

「いつか、犬のセーターを編もう」とか、「玉ねぎの皮で染色してみよう」とか、ぼんやりと思っていることを書いておきます。


でも書いてみて、最終目標を書いているだけでは、なかなか実行できないということに気づきました。

 

たとえば、犬のセーターを編むということであれば、

  • 犬の寸法を測る
  • どんなデザインがいいかを調べる・考える
  • 編み図を調達する
  • 毛糸を必要分用意する
  • 編み棒など必要な道具が揃っているかの確認
  • なければ買いに行く

などが小項目が整っている必要があります。

 

ですから、「いつかすることリスト」は、この小項目レベルで記入するようにしました。

 

ぼうっとしそうになったら「いつかすることリスト」を見ます

 

ちょっと時間があいたとき、ぼうっとしそうになると、このリストの中から、何かできそうなことをみつけて、実行するようにします。

 

ぼうっとして人生を過ごしてはイケナイと思っているわけではありません。

それはそれで楽しいです。

 

でも私は、人生の終わりに振り返って、「私何をして人生を過ごしてしまったんだろう?」と思うのがイヤだったので、nicca branding diaryを作りました。

その結果、自発的に動けるようになりました。

いつの間にかページが増えて、セルフブランディングのページもできたので、nicca branding diaryという名前にしました。

niccaとは、もうおわかりかもしれませんが日課のことです。

 

 

メニューページについて

 

メニューページがある理由は次の2つです。

1. 毎日献立が決まっていたら、仕事終わりに「今日何食べよう?」という悩みに取り憑かれなくてすむから

それに・・・

  • 予め献立を立てることで、メニューのマンネリ化を防ぐことができる。
  • 予め献立を立てることで、栄養バランスを考えることができる。
  • 予め献立を立てることで、食材を使い切るメニューのラインナップを組むことができる。
  • 予め献立を立てることで、3日分、4日分のまとめ買いができるので、買い物に使う時間を節約できる。
  • 予め献立を立てることで、買うべき食材がわかっているので、スーパー内で迷うことがない。時間が節約できる。
  • 予め献立を立てることで、買うべき食材がわかっているので、二重に食材を勝ってしまうことがない。
  • 予め献立を立てることで、予算内に食費を収めることができる。

たとえ忘れていても、ページを開けばそこにメニューがあって、「今日は豚バラ肉とチンゲンサイの炒め物だったわ」とわかることで安心することができますね。

家事をしながら仕事をする女性にとって、ストレスからの開放 + 時間の節約 + お金の節約は、かなり素敵なプレゼントになると思ったので、メニューのページを作りました。

お悩みのとき、ヒントにしていただいても良いように、このブログにもメニューのカテゴリーを作りました。

 

2. メニューページは日々の食事の記録としても使えるから


男性であれ、女性であれ、個人事業主は身体が資本です。
元気でいるためには、健康になる食事をすることが大切ですね。
野菜や肉、お魚を偏り無く食べているかどうかも、記録しておけば役に立ちます。

 

やる気を応援するnicca branding diary

 

nicca branding diaryは、成し遂げたい目的のゴールを示します.

ゴールをしっかり心の中に持っていると、達成しやすいですね。
「達成したい目的」と、「その実現に向けた今日の決意」を毎日書き込む欄があったら、良い刺激になると思いませんか?

nicca branding diaryには、そういう欄があります!
忘れないから、思い出さずに済む。nicca branding diaryは、そんな手帳です。

 

nicca branding diaryは、ヤル気を応援します

とは言っても、時々疲れてしまいますよね。
ですから、綴じ手帳ではなくシステム手帳にしています。
日付フリーのリフィルなので、続けて書けなくても用紙がムダになりません。

 

自分でカスタマイズするから、分身のように思える

いくら良い手帳でも、使わなければ意味がありません。

新年や年度初めに「今年こそは」と決意して手帳を買っても、続かない理由は何でしょう?

  •  目的達成のために書くという意識がないから
  •  手帳を”もう一人の自分だ”と思っていないから

ではないでしょうか?

手帳術の作者は異口同音に、「見ただけで気分がアップするような手帳を買いなさい」と言います。
持っているだけでヤル気が出て来るような手帳こそが理想ですね。

nicca branding diaryは、シールを貼ったり、スタンプを押したりして、楽しみながら使っていただきたいと思います!

 

 

手帳は目的を管理するもの

 

手帳に求める”予定管理機能”


手帳を使う理由は、ほぼ100%「予定管理のため」だと思います。
あまりに当たり前のことすぎるので、立ち止まって考えることはありませんが、
なぜ、私たちは予定を管理するのでしょう?

 

予定を管理する(しなければならない)理由とは?


まず第一に考えられるのは、ダブルブッキングを防ぐためですね。
新宿でのA社との打ち合わせと、大阪のB社への出張が重なると大変なことになります。
ほかには?

  •  その日(その週・その月)にどれくらい仕事や用事が入っているかを知る
  •  空いている時間帯(自由時間)を知る
  •  近い場所での仕事(or用事)を組み合わせるなど、予定の調整ができる
  •  予定の調整をして、空き時間を作り出すことができる
  •  新たに作り出した時間で、仕事をしたり学習したりできる

などが考えられます。

このように考えると、手帳ユーザーは誰か第三者を相手に仕事をしている人だと思われますね。
対外的な仕事に就いていない人に手帳:予定管理は必要でしょうか?

 

主婦の多くが手帳を持っておらず、予定を壁掛けカレンダーに書いている理由は?


主婦もパートタイムで働いていたり、PTAの会合・ママ友達とのランチ会・年に一度の同窓会などの予定はあるでしょう。
ですからダブルブッキングしないよう、忘れないように記録しておく必要はあります。

しかし多くの場合、予定管理が「壁のカレンダー」で事足りるのはなぜでしょうか?
予定の数が少ないからでしょうか?

自分だけの手帳に書くよりも、家族が見られる壁掛けカレンダーに書いておくほうが、予定を共有できて良いという理由も考えられますね。

 

手帳とは果たして、予定を管理するものなのか?


手帳は一見、予定を管理するもののように見えます。
でも、それはただの予定ではありません。目的のある予定です。

仕事関係だけでなく「資格取得の予定」や「海外旅行の予定」の例も挙げれば一層はっきりするかもしれませんが。。。
手帳に書く予定は「目的を達成するための予定」なのです。

 

手帳は目的を管理する

収入アップや昇進、事業拡大、資格取得、大学合格など目的・目標に向かった予定を管理するものが手帳。

目的・目標のない単なる用事の集合は、カレンダーで事足りるのです。

 

目的が無いなら手帳は使いこなせない


「毎年、中途挫折して手帳を使いこなせない」と言う人が、少なからずいらっしゃいます。
手帳との相性が悪いとか、必要なページが無かったとかの理由ですが。。。
そもそも「どういう目的を達成したいから使う手帳なのか?」がはっきりしていないのではないでしょうか?

目的がはっきりしていれば、いつ達成するのかも明確なはずです。
達成時期がわかっているなら、アプローチのしかたも見えてきます。

アプローチのしかたがはっきりしていれば、

  •  年間計画からがっちり決めるのか
  •  月間予定表があればOKなのか

週間予定表が「バーチカルタイプ」が良いのか、「レフト式(左がスケジュール、右がメモ欄)」が良いのかもわかるでしょう。
1日1ページ手帳タイプのように、自由に思いつきをたくさん書けるのが良い場合もあるでしょう。

 

「手帳は目的達成のために使う」というまとめ


私は、nicca branding diaryを作る過程で、だれがこれを使うのか?
手帳とはどういうもので、だれが、何の目的で使うものなのか?を考えました。
そして、目的なしに手帳は使えないという結論に達しました。

目的とは期限のあるものです。
そして目的とは、絶対に得たい結果のことです。

絶対に得たい結果とは、オリンピックの金メダル、資格試験・大学受験の合格、収入(お金)などです。

目的を持つ人たちが手帳を使うのは、目的の達成がダイレクトに成果(名誉・収入)につながるからです。
逆に言えば、目的のない「用事」は、手帳に書く必要がないといえるでしょう。